
特集全国10か所
雲海が見られるロープウェイ
雲の上に出る朝を、ロープウェイで。公式サイトが雲海を案内しているロープウェイを、見られる時期や条件つきでまとめました。
写真(Wikimedia Commons。事業者の公式写真ではありません):びわ湖バレイロープウェイ = 663highland / CC BY 2.5(クレジット)
雲海は、冷えた空気が盆地や谷の底にたまり、そこで生まれた霧や低い雲を山の上から見下ろす眺めだ。よく晴れて風の弱い夜には地表の熱が空へ逃げて地面が冷え込み(放射冷却)、明け方の谷に霧が生まれやすい。前日に雨が降って空気が湿っていると、なお出やすいとされる。雲の上に立つには霧の層より高い場所まで上がる必要があるが、夜明け前の山道を歩いて登るには装備も経験も要る。ロープウェイなら山上の展望台まで数分で上がれ、施設によっては雲海を見るための早朝運行も行っている。眼下が白い海に覆われ、遠くの山並みだけが島のように浮かぶ景色は、天候と時間の条件がそろった朝だけのものだ。
一方で雲海は自然現象で、狙って出かけても見られない日の方が多い。下の一覧に載せた時期・時間帯・条件は各公式サイトの案内を要約したもので、出やすさの目安にすぎない。早朝運行は日程が限られ、年ごとに変わる。山上の朝は夏でも肌寒く、秋以降は冬の装いが要ることもあるので、防寒着を持っていきたい。公式サイトに雲海の予想やライブカメラを載せている施設もあるので、前日の夜と当日の朝に確かめてから向かうとよい。雲海に出会えなかったときも、山上からの眺めや散策を楽しむつもりで出かけたい。おでかけ前には公式サイトで当日の運行状況を必ず確認してほしい。
北海道・東北(3件)
北海道
富良野ロープウェー
- 片道
- 約7分
往復 大人3,300円・小学生1,600円、未就学児無料(公式2026年夏季ページの券種は往復乗車券のみ)雲海運が良ければ朝の雲海に出会えると案内(公式の案内)

北海道
小樽天狗山ロープウェイ
- 全長
- 735m
- 高低差
- 271m
- 片道
- 約5分
夏期往復 大人1,800円・小人900円(片道1,080円/540円)、冬期往復 大人2,000円・小人1,000円雲海天候や気象条件がそろった日に、小樽の街を包む雲海が見られると案内(公式の案内)
写真:Fumikas Sagisavas / CC0
山形県
天元台ロープウェイ
- 高低差
- 430m
- 片道
- 約6分
雲海山頂から望む雲海を見どころに挙げている(公式の案内)
関東(1件)

埼玉県
宝登山ロープウェイ
- 全長
- 832m
- 片道
- 約5分
片道 大人700円・小人350円 / 往復 大人1,200円・小人600円雲海前日に雨が降り、朝に晴れて風が無い日が条件と案内。2026年は10月に早朝6:00始発の「雲海観賞便」を4日運行(終了)(公式の案内)
写真:D700master / CC BY 3.0
中部(4件)

新潟県
八海山ロープウェイ
- 全長
- 2,217m
- 高低差
- 771m
- 片道
- 約7分
4/25〜9/30=往復 大人3,000円・こども1,900円/片道 大人1,900円・こども1,200円。10/1〜11/15=往復 大人3,200円・こども2,100円/片道 大人2,100円・こども1,400円(SEIBU PRINCE CLUB会員割引・団体21名以上割引・ペット小型犬往復500円あり)雲海朝の冷え込みが強い日ほど雲海が広がると案内。7月中旬からの土休日に早朝の特別運行がある(公式の案内)
写真:Koda6029 / CC BY-SA 4.0
長野県
竜王ロープウェイ
- 片道
- 約10分
往復 大人(中学生以上)2,500〜2,900円・小学生1,300〜1,700円(来場日による変動制)・未就学児無料・ペット600円・障がい者手帳で半額雲海山頂の SORA terrace で、条件が合えば雲海。夕陽と雲海が重なる夕方が狙い目と案内(公式の案内)

長野県
御岳ロープウェイ
- 全長
- 2,330m
- 高低差
- 580m
- 片道
- 約15分
往復 大人2,600円・小中学生1,300円/片道 大人1,400円・小中学生700円・未就学児無料(ファミリー・障がい者・団体20名以上割引あり。諸情勢により変更の場合ありと公式注記)雲海山頂のアルプスデッキから、天気が良ければ雲海も見られると案内(公式の案内)
写真:小池 隆 / CC BY 4.0
長野県
富士見台高原ロープウェイ
- 片道
- 約15分
グリーンシーズン: ロープウェイ往復 大人2,900円・小中学生1,400円・未就学児無料(片道料金の設定は未確認)。ロープウェイ+ペアリフト+展望台リフトの往復セット券 大人3,900円・小中学生1,900円。ナイトツアーは別料金雲海秋から冬の朝、標高1,600mの展望台から伊那谷の雲海。早朝営業「雲海ハーバー」は2026年は10/31〜11/15(公式の案内)
近畿(2件)

滋賀県
びわ湖バレイロープウェイ
- 全長
- 1,783m
- 高低差
- 782m
- 片道
- 約5分
往復(山上リフト・びわ湖テラス利用込み、日付変動制)当日 大人4,000〜4,800円・小学生1,600〜1,900円(Web前売が割安)雲海寒暖差の大きい秋・冬・春の朝方に見られることが多い(夏にも早朝〜午前に出ることがある)と案内(公式の案内)
写真:663highland / CC BY 2.5

兵庫県
書写山ロープウェイ
- 片道
- 約4分
片道 大人700円・小人350円 / 往復 大人1,200円・小人600円雲海ロープウェイから眺められる季節の景色の一つに雲海を挙げている(公式の案内)
写真:Umako / CC0
料金・営業時間などは変動します。おでかけ前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。